むし歯や歯周病になりたくない
-予防歯科-

PREVENTIVE DENTAL CARE

歯を失う原因

1位「歯周病」4割弱

2位「むし歯」3割

3位「破折」

歯を失う一番の原因が歯周病です。
歯科医院に通っている方の歯磨きの回数は2回が多いように感じます。しかし、これから先のことを考えた場合、今の状態を維持するだけでも大変になってきます。最低3回の歯磨きは必須です。むし歯、歯周病になりやすい人とそうでない人がいますが、正しい生活習慣の知識を身に付けることは非常に重要で、今予防処置を行っていくことは10年後につながると考えていただければと思います。

日本で定期的に歯科医院に通っている患者さまは1割もいらっしゃいません。しかしながら歯科医療先進国のスウェーデンでは8~9割の方が定期的なチェックを受けているそうです。歯科医院は痛くなったら行くのではなく、悪いところがないかのチェックに行くようにすると良いでしょう。

「破折」に関しては神経が無い歯は神経がある歯に比べて割れる可能性が高くなるため、できる限り神経に到達する前にむし歯の処置を行いましょう。神経が無い歯の場合、ファイバーコア(特殊な素材の土台)など歯が割れづらくなる材料を用いると良いでしょう(保険外診療)ご相談ください。

患者さまに合わせた予防

お子さまのむし歯予防

小児の成長発育の観点から、小学校の2~3年生頃までに歯磨きの習慣を身に付けておくと良いでしょう。仕上げ磨きもこの時期以降は難しくなります。うまくできないときはアドバイスできますのでご相談ください。

むし歯を予防する為には、フッ素以外にもできることがあります。小児であっても生活習慣の改善や、磨きづらい歯並びの改善が必要となる場合もあります。

予防的観点から進める治療

大人の患者さまの治療を行う場合には、治療後の再発防止や予防の観点から、患者さまがご自身で行うセルフケア(歯ブラシ・歯間ブラシ・デンタルフロスを使った日常の清掃)がしやすいよにする治療方法のご提案も重要だと考えています。
同時に、我々歯科医師や歯科衛生士が、定期検診においてメンテナンスが容易にできるといった観点での治療法も重要です。セルフケアやメンテナンスが容易にできるということは、それだけ間違いのない予防ができるということになります。

治療後を見据えた治療計画も予防歯科の一環と考えています。

専属の歯科衛生士が毎回チェックを行います

定期的なメンテナンスで患者さまのお口の中の健康を管理するのは、基本的には国家資格を持つ歯科衛生士が行います。

当院では、初診でご来院したときのお口の状態から、継続してお口の状態を比較して正しく評価できるように、できる限り患者さまごとに専属の歯科衛生士が担当するようにしております。

定期的なセルフケアのチェックと検診

定期検診では、歯ぐきの検査とセルフケアでは落とせない歯石や磨き残しのクリーニングを行います。また、セルフケアの状況をチェックして、必要があればアドバイスをします。
歯ぐきは ①色 ②形 ③硬さ で診断します。3週間程度で変化が現れることが多いので治っていく過程をご自身でチェックされるのも良いでしょう。

当院のクリーニングでは、より治療成績の良いエアフローを推奨しております(自由診療

痛みなど自覚症状がある方

むし歯や歯周病は、自覚症状がなく進行していく病気です。自覚症状が出たときには、すでに進行してしまっていることも多くあります。心当たりのある方はすぐに歯科を受診することをお勧めします。

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Sakaguchi Dental Office(坂口デンタルオフィス)